コンセプト

 パソコンの進歩により、オフコンや汎用機、ミニコンといった大型コンピューターは一般の企業 では 無用な 長物となりつつあります、だからといって長年に培ったソフト資産まで捨て去り パソコンにリプレースすること は会社にとって大きなリスクと費用を必要します、COBOLやTRANといったシステムはいまだ現役で 稼動しているところはたくさんあるでしょう。
 基幹業務に関して言えば、そのシステム変更は多々発生します、そういった要望にも柔軟に対応できなく てはいけません、開発したチームでしか保守できないようではシステムもそこで終わってしまいます、 長年 にわたり安心してお使いでき、導入効果の高いシステムをご提案いたします。
 
 

ダウンサイジング

 直訳するとレベルを落とすといった意味になりますが、 オフコン、汎用機をパソコンに移植することを 意味し、 そのレベルは格段に上がります、私も、80年台にオフコンの開発を行っていた時があります、 もちろん言語は COBOLですが、何千万もするハードウエアを購入しシステムを組みましたが、 なかなか一言で言い表せ ない大変な思いをしました。
90年台にはいると、パソコンでもネットワークが出来るようになりファイル共有のシステムも広まってきました、 ワープロも専用機からパソコンに入れ替わるようになり、経理ソフトもどんどんパソコン用に作られていきました そういったソフトはネットワークに未対応で基幹業務にというわけにはいきません、パソコンCOBOLも各社 ありましたが、MSDOSベースでネットワークとなるとNetWareや LANマネジャーといったデータベースエン ジンを使う必要があり簡単にシステム開発が出来るとまではいきませんでした。 さらに、パソコンのハード制限が邪魔し開発に手招いたことは私の記憶に新しいところです。 そうしているうちにWindos95,98,ME,XP,Vista,そして今度は7ということで、完全にDOSの制限をはずれ、OSそのものが ネットワークをサーポートしたことでそのGUI(グラヒカルユーザーインターフェイス)を使い作業性と安定性は 一段とよくなりました、ハードウエアの進歩、特にPU,HD,メモリーのスペックが上がることでまさにパソコン 時代の突入となったわけです。
インターネットの普及によりインフラ時代の突入ともなりましたが、パソコンのネットワークのおけるリスクが伴い 頭を痛めている企業もたくさんあります。そういったリスクを踏まえた安全なネットワークシステム構築が重要に なりつつあります。

 
 

基幹業務

 コンピューターの利用価値として一番高いのが 基幹業務のシステムであろうかと思います、大企業はもちろん 中小企業、自営業者でもパソコンを使い情報処理のシステムを構築しています、インターネットはその守備 範囲をさらに拡大しつつありますが、まずは社内規模におけるシステムを構築することが第一優先であると 思います。
ではどういったソフトで開発するかが企業にとってひとつの選択事項となります、COBOL開発 チームを社内 に持つ場合は、富士通、日立、NECといったWindowsCOBOLを選択することになるかと思いますが、それほ どのシステムを要しない企業であれば、ACCESSやオラクルのDBを使いデータベースエンジンを別途用意し システムを作るのもよいかと思います。
中、大企業に至っては、システム変更に柔軟に対応できることも考慮しなくてはいけません、システムも生産 管理、原価管理、製品管理、営業管理、 資材、在庫管理、受注管理、財務管理、経理システム、労務管理と 多様であり、画面」設計、帳票設計、 ファイルレイアウト設計といった基本ベースが大事になってきます、そう いった意味で私はCOBOLを使用 した開発をお勧めしたいと考えます。


 
 

生産現場との融合

 工場の生産現場においては、動力を弱電で 制御するシステムが稼動しています、自動ラインシステムにおい てはほとんど無人状態で生産が行われています、機械が作るものはすべて大丈夫であるといいきれないのが 現実でどうしても品質のばらつきが発生します、そういった不具合のある製品が出た後でその原因を追究を するためにPOPというシステムがあります、トレサビリティも同じ意味で重要視されつつあります、制御系の 現場においてはそのデータの種類と量は膨大に発生します、基幹業務系の数百倍になるともいえます、 昔はそんな莫大なデータを処理することは考えられなかったのですが、今のパソコンの資源は余裕でそれを こなしてくれます、ただ、パソコンにデータリングするまではそれほどの複雑なシステムは不要ですが、その データを集計したり分析材料とするまでには、基幹業務と同じく情報処理を駆使したシステムを構築する必要 があります。 情報処理系のシステムも生産現場において重要な位置づけとなっていくと思われます。

 
 

業務内容
ダウンサイジング構築 COBOL(PowerCOBOL)を使用し開発
特殊なハードに関してはVBを併用
基幹業務開発 生産管理システム、製品管理システム、原価管理システム、在庫管理システム
労務管理システム(給与計算)、財務管理システム、受注管理システム
WEB(IT)関連業務 WEBサーバーと基幹業務の連携システム
Apach php perl cobol VB
OS Windows9x,ME,XP,Vista, 7
ハードウエア DOS/V
   
 
             
      最終更新日 2012.12